せっかく一眼レフを買ったのに、「スマホとあまり変わらない」「なんだかボケてしまう」と感じていませんか?私もその1人です。
一眼レフは設定や撮り方を少し意識するだけで、写真の印象が劇的に変わります。
この記事では、初心者の私でも実践できた「一眼レフで綺麗に撮るための4つのポイント」を、わかりやすく解説します。
私と同じように一眼レフの扱い方で悩んでいる方は最後までご覧ください。
光を味方につけよう(自然光を意識)
一眼レフで綺麗に撮るには、まず「光の向きと強さ」を意識することが大切です。
光は写真の印象を決める最も重要な要素で、逆光や強すぎる直射日光では、被写体が暗くなったり白飛びしたりします。
例えば、屋外で人物を撮る場合は「午前中の柔らかい日差し」や「木陰で反射光を使う」と、顔が自然に明るく写ります。
室内では、窓からの自然光を利用して、被写体を光の方向に少し向けると立体感が出ます。
光を読むことができれば、一眼レフの性能を最大限に活かせるようになります。
ピントは「目」に合わせる
これは被写体が「人」の場合ですが、ポートレート撮影では、迷ったら「目」にピントを合わせましょう。
人は写真を見るとき、無意識に「目」に視線を向けるため、そこがはっきり写っていると全体が綺麗に見えるからです。
カメラの「AFポイント」を目に合わせて半押しし、そのまま構図を調整する「フォーカスロック」を使うと効果的です。
また、最近のカメラには「瞳AF(オートフォーカス)」機能もあるので、初心者でも簡単に目にピントを合わせられます。
ピントを目に固定するだけで、人物写真の完成度が一気に上がります。
背景を整理して主役を引き立てる
綺麗な写真は「背景」がスッキリしています。
背景がごちゃごちゃしていると、視線が分散して主役が引き立たないためです。
被写体の後ろに人や看板などが入らないように構図を調整したり、F値(絞り)を開放(例:F2.8)にして背景をぼかすと、主役が際立ちます。
また、撮る前に一歩横に動くだけで、余計なものを避けられることも多いです。
背景を整理する意識が、写真を一気に“プロっぽく”見せる秘訣です。
構図の基本「三分割法」を使う
綺麗な写真を撮るコツは、「三分割法」という構図ルールを意識することです。
画面を縦横3分割したライン上に被写体を配置すると、バランスがよく、自然に目を引く写真になります。
人物を左側の縦ラインに配置し、視線の先に空間を作ると、ストーリー性のある構図に。
風景写真では、地平線を上下どちらかの三分割線に置くだけで、見違えるように構図が整います。
三分割法を意識するだけで、どんな被写体でも「構図が上手い」と感じさせることができます。
まとめ:4つのポイントを意識すれば、初心者でも「プロ」並みに
一眼レフで綺麗に撮るための4つのポイントは以下の通りです。
- 光を味方につける
- ピントは目に合わせる
- 背景を整理して主役を引き立てる
- 三分割法で構図を整える
これらを意識するだけで、撮るたびに写真が上達していくのを実感できるはずです。
一眼レフは「設定よりも意識」が大事。まずは今日の一枚から、少しずつ試してみてください。
次回以降では撮った写真の加工方法や、一眼レフの機能についてもう一歩踏みこんだ内容をお伝えしようと思います。

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